「ノー・リミット」第1回月例会のご報告(議事録)

令和5年4月23日に行われた「ノー・リミット」第1回月例会の内容を議事録にしました。


あいあいセンター7階の中研修室に総勢12名が集まり、机を円形に並び替え、お互いに全員の顔が見えるようにした。この形を取り入れてる集まりがあまりないそうで、とてもよかったとのお言葉をいただいた。

 ベトナムから帰国したその足で来てくださったFKさんのベトナムのおみやげと、会で用意したお菓子を配り、和やかな雰囲気で会を始めることができた。

みんなが自分の近況などを活発に話してくださり、その人となりが良くわかり、親しみが持てたのではないかと思う。

そして、その発言を聞くだけにとどめず、その内容に質問を投げかけるようにして、少しだけ掘り下げて発言をさらに引き出すように努めた。

 その後、中村副代表の講話に移った。ご自身が視覚障害者となって悩みはしたものの、人からのアドバイスを素直に受け入れ、すぐに動いたこと、動いているうちに状況も次々と変わり、
その都度、自分のできることが広がり、それはまさにロールプレイングゲームの主人公のようにレベルアップを重ね、能力が広がることへの喜び、そしてそれは「もっとできることがある」という強い自信につながることを知った。

今でもさらなるレベルアップのため、そして今では、自分が昔そうであったように、視覚障害者になったばかりで何も分からない人たちのために、
自分の経験や体験を伝えることが自分にできることであり、「使命」だと感じ、そのために日々、情報収集のために動いていると語った。

 講話が終わって質疑応答に移り、多くの参加者から質問が出た。ガイドさんからの素朴な疑問や、視覚障害者当事者からは安全な歩行方法についての質問などが出た。

 これに対して中村副代表が率直な気持ちを答え、歩行については出村が「ナビレコ」の紹介を軽く挟んだ。
これに乗じて、7月9日に行おうとしていた「ナビレコの日イベント」の周知も行った。詳細は来月に発表する。

 その後、会の感想をみんなに発表してもらった。肯定的な感想を寄せていただき、安堵した。
予定の終了時刻をかなりオーバーしたため、今後は時間管理に少し気を付けて進めたい。


次回の月例会の詳細