ノー・リミット 令和6年10月月例会のご報告(議事録)
令和6年10月27日に行いました「ノー・リミット」令和6年10月月例会(第19回)の内容を議事録にしました。
プログラム
- 日時:令和6年10月27日12時30分から17時まで
- 場所:九州国立博物館
- 参加者:西 夕子さん、浜里さん、中村副代表、出村で視覚障害者は4名
ガイドヘルパー・付き添いの方が3名で合計7名。 - プログラム
- 今月のテーマ: 秋だ!遠足だ! ナビレンスアプリで九州国立博物館を楽しもう
プログラム詳細
今月のテーマ:
秋だ!遠足だ! ナビレンスアプリで九州国立博物館を楽しもう今回の企画の経緯
今回は秋ということで、簡単に言えば遠足です。
でもただの遠足というのももったいないので、何か目新しいことないかなと思っていたら中村副代表から今回の九州国立博物館でナビレンスがあるよと教えられました。
ナビレンスって何かというと、QRコードのようなものがあり、それをスマホなどで読み取らせるとそのコードに入っているテキストを読み上げてくれるという代物です。
例えば通常、壁に貼り付けてあるポスターやチラシ、その他の看板などの文字情報などを読み上げさせたい時はSeeingAIやBeMyEyesなどが今では主流です。
しかしたくさんの文字情報、つまり今回のように博物館の展示物を説明するような時、たくさんの文字を一度に読ませることはそれらのソフトではなかなか難しいです。
それに対してこのナビレンスでは1つのコードにたくさんの文字情報を入れることができるので、今では世界中の施設、バスや電車のターミナル、その他のさまざまな場所で広がりを見せています。
また、このナビレンスは自分でインターネット上でコードを取得して、それを自宅のプリンターで印刷して、使うこともできます。
つまり家の洗濯機にこのコードを貼っておいて、そのコードに各ボタンの説明などを盛り込んでおくなどの使い方もできるということです。これは無料らしいですね。
私も実際にやったことがないので詳しくは分からないのですが、まあそのコードを取得する云々の前に、
まずはコードを読ませてみるぐらいのステップから始めるのに今回の博物館はまさにうってつけだなと思って、今月の企画といたしました。出発
さて当日ですが、西鉄太宰府駅の改札口前に集合してそこから参道ではないほうを歩いて博物館に向かいました。
参道のほうからは歩く歩道などを使ったりして向かうことになりますが、こちらのルートではロープウエイで向かうことができます。
ちょうど日曜日ということで参道に人が多いということもあり、こちらにしました。なによりロープウエイとかあまり乗る機会もないですしね。
ロープウエイには最大4名ぐらいしか乗れないので2回にわけて乗り込みました。
一応乗り場近くには点字ブロックも敷設されていました。まあ、ここだけなんですけど。
のぼった先から博物館までは点字ブロックがしっかりと敷設されてました。
ただ博物館の中にはブロックはなかったので、結局、全盲の視覚障害者一人だけでは観覧するのは難しいのかなと思いました。展示室
さて点字ブロックがないので中に入って展示室までもガイドさんがいないとたどりつけないわけですが、エレベーターに乗って展示室の入り口に到着しました。
ここで中の触地図もいただけます。触地図に慣れている人は助かるのだと思います。
そしてナビレンスを自分のスマホにインストールしていない人、またはスマホを持っていないなどでナビレンスを読ませるデバイスを持っていない人には貸し出しも行っていました。
私はもちろんインストールしてましたが、実際に貸し出すデバイスがどんなものなのか興味がありましたので、せっかくなのでお借りすることにしました。
しかしながら、まずiPhoneではなく音声での読み上げ、タッチ操作ができない状態でしたので私からすれば全く操作ができませんでした。
ただカメラを向ければよいとのことでしたが…なぜか全く読んでくれません。
そもそも、ナビレンスのコードがどこにあるのかがまず分からないわけですしね。
そのようなわけでその入り口付近のコード1つ読ませるのに、本当に大げさでもなんでもなく30分ぐらいを浪費しました。
それでも読まないので、お借りしたデバイスをお返しして、自分のiPhoneで読ませることにしました。
そしてコードはこっちですよと教えられたほうにカメラを向けると無事に読み上げてくれました。
ということはデバイスによって読み上げの精度も違うということでもあるのかなと思いました。
そして結局、読み上げている文章ですが、逆に文章が多すぎてなかなか頭に入ってこないというのが私の感想です。
実際には読み上げている文章が画面上に表示されているらしいので、その画面をスクリーンショットで保存するなどして、家に帰ったあとなどでゆっくりと聞くなどはできるかもしれません。
ただ、一番の問題は、自分一人ではこのコードの位置が把握しづらいなというのが正直な気持ちです。
まあ全盲一人ではというところに私がこだわりすぎているのかもしれませんが、全盲の私からすればちょっと残念かなという感じでした。
ただ、もしナビレンスがなかったらこれだけの長い文章をガイドさんや付き添いの方が口頭で説明しなくてはならないということを考えれば、とても有意義なことだろうなと思いました。帰り道
そして帰りは参道のほうのルートで帰りました。こちらは歩く歩道、エスカレーターで下っていきますが、あっという間に参道に到着しました。
ロープウエイに乗りたいという理由でなければ、こっちのほうがはるかに早くていいなと思いました。
そこから解散して終了でしたが、私と西さんと浜里さんはジェラートのお店に寄ってソフトクリームを食べて帰りました。
私は1つ目は梅のソフトクリーム、2つ目はシャインマスカットのジェラートを食べました。
そして豆屋というお店でいろいろな種類の豆を買って、デザインの良いバンダナを買って、最後に梅ヶ枝餅もおみやげに帰りました。私が一番楽しんでいるような気がします。
久々の大宰府を満喫できてバッチリという遠足でございました。
というわけで今月の報告は以上となります。読んでくださり、ありがとうございました。