「ノー・リミット」第3回月例会のご報告(議事録&出村の体験発表)
令和5年6月25日に行われた「ノー・リミット」第3回月例会の内容を議事録にしました。
そして今回は、実際に試した感想を出村が細かく長ったらしく書きます。
はっきり言って本当に長いですので、お時間のある時にごゆっくりお読みいただければうれしいです。
「ノー・リミット」第3回月例会のご報告
- 日時:令和5年6月25日10:00~13:30
- 場所:チームハーネス作業所
- 参加者:中村副代表、TN、SG、FK、OK、出村の計6名。ガイドヘルパーさんが1名。
また今回は、以前よりお付き合いのある「ひきこもり支援団体・Niente」代表の山川様にもご参加いただき、
今回は松井様にも「ナビレク」アプリの説明、実際の歩行にも同行をお願いしており、合計9名の参加となりました。 - プログラム
- メンバー自己紹介・近況報告
- ナビレクアプリのインストール・操作説明・基礎知識の習得
(チームハーネス作業所の管理者・松井様からの説明) - ナビレクアプリを用いて近辺を歩く(既存ガイドのダウンロード、案内を聞きながらの歩行・ガイド作成)
- そのままカレーランチで座談会
実施内容(出村の体験発表)
1.メンバー自己紹介・近況報告
今回は新しいメンバーのOKさん、そして、「チームハーネス」の代表と同じ集まりに参加されていたことから「ノー・リミット」の活動に興味を持っていただき、そこから出村がお付き合いいただいている「ひきこもり支援団体・Niente」代表の山川様にも参加していただきました。
そのため、今回はあらためて全員に自己紹介をしていただき、OKさんをはじめ、それぞれの現状を知っていただくことにしました。
特に、視覚障害者も最初の頃は落ち込んで精神を病みがちな面もあるため、そのような経験のある参加者と山川様の意見交換が活発に行われ、大変盛り上がりました。
このままほっとけばまだまだ続きそうでしたが、カレーのお店を12時半に予約していたので、申し訳ないなと思いながら、次のプログラムへ進めました。
2.ナビレクアプリのインストール・操作説明・基礎知識の習得
(チームハーネス作業所の管理者・松井様からの説明)
あらかじめ、参加者の方には「ナビレク」をダウンロードしていただいていたので、ここからは「チームハーネス」管理者の松井様に、
- 「ナビレク」がどのようなアプリであるか
- 実際にどのようなケースで使えるものなのか
- 「ナビレク」ではできないことは何か?
- 今から歩くルート、ガイド
- 自分が使う機器の能力・周辺の建物の高さなどによってGPSの誤差が変化する
-
これはつまり、iPhone8なら誤差25m、iPhone14なら誤差5m、アンドロイド最新版なら2m~5mということだそうです。
また、周辺に高い建物があるかないかによっても誤差が変動します。そして、建物内、地下などはGPSが届かないので使用不可です。
近い場所で例を挙げると、博多駅構内でも使えなかったそうです。 - ガイドには誰かに作ってもらったものと、自分が作ったものがある
-
基本的には晴眼者が実際に歩き、手掛かりになりそうな情報も盛り込みながらガイドを作っていき、
それを「ナビ広場」という場所にアップロードして、ユーザーはそこから自分が使いたいガイドをダウンロードして使う。これが「他人が作ったガイドを使う」という方法です。しかし実際には、晴眼者が手掛かりと思っている内容が視覚障害者にとって有益な手がかりになるとは限らず、
実際に歩こうとしても、全く使えないガイドがあることも事実なのです。 そのため、本来の目的である「視覚障害者が自分一人だけで歩けるようになる」ということを達成するためには、
「自分が一番分かりやすい手がかりをガイドに入れ込むのが一番だ」
ということになります。それなら、誰かが作ってくれたガイドをダウンロードして、その後に自分で好きな手掛かりを追加すればいいのかと思いますが、それは基本的にはできません。
つまり、「ガイドを作成する時に作成者が変更・追加の権限を与えるかどうか」ということなのですが、ほとんどが不可となっているそうです。そのため、もし今後、自分にとって有益なガイドを準備したいのなら、自分で作るのが一番だということになるのです。
それには、最初だけ誰かと一緒に歩いてもらって、手がかりを教えてもらいながら、自分でも探しながら、ガイドを作成すれば、それが一番確実なのです。
それさえできてしまえば、それ以降はもう自分一人で歩くことができるでしょう。
つまり、「ナビレク」アプリは「備忘録」でもあるわけで、この機能こそが視覚障害者にとって重要だと思うのです。 - アンドロイドではガイドを作成することができない
そもそも、ここで集まるまで知らなかったのですが、iPhoneでは「ナビレク」、
アンドロイドでは「ナビレク Lite」というアプリ名になっていて、なんとアンドロイドのほうではガイドを自分で作ることができないようです。そのため、今回の参加者の中でアンドロイドの人はガイド作成の時には「見てるだけ」という状態になっていたのが少し残念でした。
このほかにもこまごまとした内容、質問などが飛び交い、ひととおり質問が終わった時には11時を過ぎていました。
ここからトイレ休憩をはさみ、いよいよ出発です。
私を除く全員が初実践です。山川様にも「ナビレク」アプリをダウンロードしていただいて一緒に歩いていただくことにしました。
3.ナビレクアプリを用いて近辺を歩く
(既存ガイドのダウンロード、案内を聞きながらの歩行・ガイド作成)
ポイント・マークの概念、音での通知
今回の近辺のルートは松井様に作成していただいており、それを各自でダウンロードしてから外に出ました。
まず、歩くルートは、
チームハーネス作業所
↓
さんさんプラザ
↓
清水町バス停(清美通り・博多駅方面)
↓
清水四つ角
↓
清水町バス停(日赤通り・天神方面)というルートでした。
全員でスマホを片手に持ち、縦一列でずらずら並んで歩きました。
まあ、知らない人が見れば完全に謎の団体です。
そして、歩いている途中についてですが、この「ナビレク」アプリはガイドを作成する際に途中で「ポイント」というものを設定します。
それは距離に応じて自動的につけられるポイントと、
「ここは大事だ」と思った所に自分でつけられるポイントとがあります。特に、自分でつけられるポイントのほうを「マーク」と呼び、
自分で設定することを「マークをつける」と呼んでいます。実際の画面でも「マークをつける」と表示されています。
つまり、この「ナビレク」というアプリは、
スタートから第1ポイントの位置を目指し、
第1ポイントから第2ポイントを目指し、
第2ポイントから第3ポイントを目指し、
という進み方を繰り返し、目的地にたどり着くアプリなのです。
そのため、現在第1ポイントにいるとして、第2ポイントの方向を向いて進まないと第2ポイントには着けないわけですが、
この時、第2ポイントのほうに向かって進んでいない時にエラー音が出るようになっているのです。
つまり、「第2ポイントはそっちじゃないよ」と教えてくれているわけです。
では正しい方向を向かないといけないわけですが、それをどのように視覚障害者が把握するのかというと、
スマホを持って360度ぐるりとまわして正しい方向を探すのです。
そして正しい、第2ポイントがある方向にスマホが向いた瞬間、スマホが振動する仕組みになっているのです。
そのようにして正しい方向、次のポイントの方向を導き出し、あとはそのまま歩いていけばいいというアプリなのです。
なお、その音ですが、正しい方向に進めている、次のポイントに正しく向かっている場合には「ピロリピロリ」という高い音が鳴り、
間違った方向に進んでいる時、方向が違う時には「テレレー」という低い、明らかにエラーだなと分かる音がします。
そして、自分でつけたポイントにさしかかった時には「ブーンブブッブー」という楽器のアコーディオンのような音がします。
それに加えてガイド作成者が周辺情報や手がかりをガイドに盛り込んでいて、それがガイド音声としても流れます。
例えば、「電柱が右側にある」とか「点字ブロックがこの先、少し右斜めにずれる」とか
「コーヒーの香りがするのは、この左にセブンイレブンがあるから」とか、そういった途中情報も入っています。
このように、アプリを使わない状態ではなかなか全部覚えていないような手がかりも、聞いて確認しながら歩けるわけで、
これは言い換えれば、町中のお店の情報なども全て盛り込んでおけば、「おさんぽマップ」のようなものも作れるかもしれないのです。
まだ未知数ではありますが、いろいろな使い方ができるのではないかなと個人的に感じました。
また、山川様とガイドさんには最後尾からついてきていただき、お2人とも、このアプリの素晴らしさ、
そして視覚障害者がスマホを使いこなして、このようなアプリを使ってさまざまなチャレンジをしていることにとても感動しておられました。
そういう意味では、視覚障害者の現状というものを知っていただけた良い機会になったのではと思っています。
デバイスによるGPSの違い
1本目のガイドのゴールである清水町(天神方面)にたどり着き、まずはひと安心です。
ただ、人によってゴールにたどり着いたことを読み上げるタイミングが全く違っていたことに気づき、
やはり、デバイスの新旧によってGPSの誤差が全く違うことがあらためて分かりました。
私の使っていたのはiPhoneSE第2世代でしたが、歩数としては7歩から10歩ぐらい前で読み上げたので、5mぐらいの誤差ではないかという感じでした。
そのため、「現在がここ」というピンポイントのガイドというよりも、
「もうすぐ、それにさしかかるよ」という事前通知としてのガイドだと思うと、すっきりするし、気が楽かもしれないなと感じました。
そして、その誤差についても、現在、話題になっている「みちびき(準天頂衛星システム)」の開発がもっと進めば、
わずか数cmの誤差になるそうなので、そうなれば、もう怖いものなしですね。とても楽しみです。
ガイドを自分で作成する
さて、話を本題に戻して、ここからは自分でガイドを作ってみるという企画です。
まずは「ナビレク」アプリの仲の「ガイドを作成する」という項目でタップします。
するとすぐ録音が開始されます。これは自分で終了しない限りずっと続いています。
そのため、現在がスタートでどこにいるのか、これからどこへ向かうのかなどの情報を自分で音声で吹き込みながら歩いていきます。
そして、その道中、何か手がかりがあれば、その手がかりも音声で吹き込みます。
それに加えて、画面上の「マークをつける」をタップすれば、その地点が「マーク」として登録されるので、後日、そのガイドを使った際に、
例の「ブーンブブッブー」というアコーディオン音が鳴る仕組みとなっています。
そのようにして進んで、目的地にたどり着いたら録音を終了させます。
録音を終了させるには、画面上のどこでもいいので、「2本指ダブルタップ」を行います。
これでガイド作成も完了し、できたガイドは「ガイド保管箱」の所に保管されます。
そして、作ったガイドを聞いてみましたが、やはりずっと録音しているので雑音などが多く入り込んでいます。
つまり、これはただのボイスレコーダーで録音したものにGPSとマークを連動させているだけのものなので、この雑音が入るのは仕方のないことなのですが、
正直、「どうにかならないかなあ? 」とは思いました。
そのままカレーランチで座談会
カレー屋さんまでの道中での問題点・気づき
その後、いよいよ本日のメインイベント、「カレー屋さんまでナビレクを使って歩く」というものであります。
ここまで歩いてきたルートは、正直、ほとんどの人が知っていて、ある程度イメージがつかめたルートでした。
しかし、この『コナキカレー』というカレー屋さん、出村が「この近辺でのカレー屋さん」ということで検索して個人的に気になって選んだというお店であり、その場所も行き方も誰も知らないのです。
知っているのは、このガイドを作った松井様だけです。さて、本当に「ナビレク」だけで知らない所に行きつくことができるのでしょうか?
事前に「清水町バス停から『コナキカレー』まで」というガイドをダウンロードしていたので、今度はそのガイドを開きます。
先ほどの1本目の時より、やはり皆さんの操作もだいぶスムーズ、慣れてきているなと感じました。
そして、いざ!進軍開始!
実際に歩いていくと…直進して、いずれ曲がり角を左に曲がったりするわけですが、そのような点では全く問題ありませんでした。
しかし、曲がった後は点字ブロックなどなく、歩道すらない道を歩くことになるのですが、
正直、全盲の私にとってはちょっと情報が足らなすぎると感じました。
と言うのも、私は全盲なので杖を振って路面を滑らせて、そして、道路の左側を歩いている時には左側の壁なり、路面の段差や溝などを杖で探しながら歩いています。
そしてある程度歩いていくと、お店がある敷地へ左を向いて入るというアナウンスが流れますが、特にそういった、
「何本目の電柱の先」であるとか、
「敷地の入り口は昇斜面になっているので、ここを杖で探るといい」とか、「視覚以外の情報」がないので、実際にどこから入り口なのかが分からなかったのです。
また、最初に、
バス停から直進し、横断歩道を1つ渡って、次の曲がり角を左、
道路の左側をそのまま歩くと横断歩道が1つあるからそのまままっすぐ進み、
3本目の電柱を越えた後、すぐに金属製のがらんがらんとしたゴミ箱があるので、
それを越えたらすぐ左に敷地への入り口で昇斜面になっているから、
そこを登ったら次のポイントが階段なので、そこに向かって進む、
というような、「概略」みたいなものが最初に分かっていると、イメージしやすいなと感じました。
なので、まず「再生モード」で予習をしておくと、一層把握できるのではと感じました。
ただ、一番重要なのは「この情報の量と種類では全盲には厳しい」ということで、
それはつまり、「全盲でも分かるガイドが必要であり、全盲が分かりやすい情報を入れる必要がある」、
そして、「そのためには全盲が自分で作ればいいのではないか? 」という結論に至ったのです。
ただ、弱視の方は視覚的な情報も必要だろうし、まして、同伴するガイドさんが使うような時にはなおさら視覚的な情報が必要なのだろうと想像できます。
そのため、やはりどのような方だとしても、「自分でガイドが作れるようにならなければ、このアプリの活用は難しいのでは」と感じたのです。
さらに言えば、弱視の人に向けた弱視用、全盲の人に向けた「全盲用」というふうに分けて作っても面白いなと感じました。
まあ、もちろん、その場合は手間も増えるわけですが…。
実際、今回は私はほぼ最後尾を歩いていたので、人の後ろをついて行ってたどり着くことができましたが、
次回、これを一人でまた歩けと言われたら、正直たどり着けるか分からないなと感じました。
カレー屋さんで話したナビレクでの次の目標
そんな感じで『コナキカレー」さんにたどり着き、みんなで着席して、おいしくカレーをいただきました。
この『コナキカレー』さんは本来、7名しか収容できないお店だったのですが、出村が事情を話すと、本当にいろいろな準備をしてくださり、11名までは入れますと言っていただいたのです。
また、盲導犬も入店可能かという質問にも快く受け入れていただきました。本当にありがとうございます。
お味も私個人的にはとても好きな味でもあり、何より今まで経験したことのないスタイルのカレーでしたので、とても楽しかったです。
そして、カレーを食べながら、次回のことについて話を切り出しました。それは来月の7月9日、太宰府をナビレクで歩くことについてです。
そもそも、7月14日から世界水泳、15日には山笠があるとのことで、前もって観光地である大宰府は人が増えるのではと危惧していました。
そして、先ほどの「ガイドを自分で作れなければ意味がない」と感じていたこともあり、
「大宰府といったそんなスーパーハードな場所を歩くよりも、ガイドを作れるようになるほうが先決ではないか? 」
とも感じていたので、そのことも切り出しました。
すると、その意見にも賛同いただいたうえに、その日は参加できない方が数名おられたので、
「なんだ、どっちにしろ、7月9日、だめじゃん! 」
ということで、7月9日のイベントは、準備していただいた方、
楽しみにされていた方には申し訳ないですが、あきらめることにしました。
そしてその後、お店の人から「写真を撮ってもいいですか? 」と言っていただいたので、記念撮影。
いずれ、お店のインスタに載るそうです。これで「ノー・リミット」も有名人?
「アイナビ」や「OKO」もついでに使ってみよう
さて、帰り道です。帰り道は行きと違って、ちゃんと帰り道用のガイドがあります。
つまり、ほぼ行きと帰りで2本のガイドが存在することになります。
まあ、もちろん片道だけという場合もあるかもしれませんが…あるのかな?
そして、帰り道は横断歩道を渡って反対車線のバス停に行くルートとなっていることから、
この際だから、信号では、信号認識アプリ「OKO」、
道中は、最近、ちょっと騒がれていた「アイナビ」も試すことにしました。
「ナビレク」で帰る班と「アイナビ」で帰る班とに分かれて、また並んで進みます。
その結果、「アイナビ」はずっと「車・車・車…」と路上駐車している車をひたすら読み上げます。
また、曲がり角で確認するために止まっている車にも「車」と読み上げ、横断歩道や白線をずっと読み上げるため、正直、「うるさいなあ」という感想でした。
そのくせ、段差や溝といったものは読み上げなかったので、こちらもまだまだ改善の余地がたくさんありそうな感じです。
正直、良い使い方というのが分かっていないのかもしれませんが…今度、こちらのアプリもいろいろ試してみたいなと思います。
そして反対車線に渡るための横断歩道にたどり着いたので、
「ナビレク」を立ち上げたまま、信号認識アプリ「OKO」を立ち上げました。
そうなんです。「ナビレク」はバックグラウンド上で動く、つまりナビレクを動かしたまま、別のアプリを作動させることができるのです。
これはとても便利というか、これができないと、今みたいに信号なんかの時にとても不便ですもんね。
なお、「OKO」ですが、
カメラに映った信号の色によって違う音を出して、現在の信号が何かを知らせてくれるアプリです。
青の場合は「ピピピピ」と高速で音が鳴る仕組みとなってます。 そして、ちゃんと「ピピピピ」と早い音が鳴りましたので、青だと判断して渡りました。
ただ、種明かしをすると、ここの信号は音響信号なので、最初から青だと分かってはいましたが(笑)。
そして、再び「ナビレク」のガイドに耳を傾けて、無事に目的地にたどり着きました。これで本日の行程は終了となります。
今回のまとめ
結局、今回の月例会での学びとしては、
- 出発する前に、「再生」モードを聞いて全体像を把握しておくことが大事。
- 誤差が大きいようなイメージだったが、最初からそう認知していれば、意外と気にならない?
- 「みちびき」対応のデバイスにすれば、誤差がわずか数cm。
- ガイドの作り手によって、盛り込む情報の種類と量が違ってくるので、使えるものと使えないものとに分かれてしまう。
- 同じ道のりでも「弱視用」と「全盲用」とで分けて作っても面白い。
- 「全盲用」は全盲の方、もしくは同等の条件の人が実際に歩いて作ったほうがよいのでは?
- 曲がり角や横断歩道や点字ブロックという情報だけではなく、
- こんなお店がある
- こんな匂いがする
- こんな音がする
- 段差がある
- 結局は自分でガイドを作れないと有益度は激減する
- 現時点で「アイナビ」だけでは全盲の方が一人で歩くのはかなり困難。
- 「ナビレク」を1時間半使って、通信使用量は15MB程度。
本日のこの月例会はとても楽しく、有意義だったと感じました。
長く稚拙な私の文章をここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回の月例会の予定(構想段階)
第4回月例会の計画です。あくまで計画ですので、いろいろと変更があるかもしれませので、
「なんとなく、こんなことをするんだな」という感じで見ていただければと思います。
- 日時:未定。7月16・17・22のどれかで開催予定。
- 場所:福岡市総合図書館(福岡市点字図書館併設)
- プログラム:
- 参加者挨拶
- 「ナビレク」、「ナビエディット」アプリの説明
- アプリを使ってガイド作成・2つのアプリでの比較検証
- バス沿線にで作ったナビレックガイドを実際にバスに乗って、本当に寝過ごし防止・現在地把握について有効なのかを検証
- 参加可能な方でまたもやカレーランチ? & 座談会
第3回月例会で「ナビレク」アプリを使ってみて、ガイド作成で起きた「録音時の雑音がずっと入る」という問題点があったが、
この「ナビエディット」ではポイント・マーク地点だけを録音してガイドを作成するシステムなので、「ずっと雑音が入る」という問題点が解消できるのではないかということで、
「ナビエディット」でのガイド作成を学び、そして「ナビレク」との違いは何かという比較検証を行う。
また、バスに乗って、バス停ごとでマークをつけていったガイドを作っておけば、
実際にバスに乗っていて現在地が分からなくなった時にそのガイドを聞けば、
自分の現在地がどこなのかということを知ることができるのではということで、
こちらもガイドは事前にご用意していただいたものを使い、実際にバスに乗ってその効果を体験する。
そして、バスから降りて解散。参加可能な方で、出村の独断でまたもやカレーランチ。
今回は出村が行き慣れていて、イチ押しのインドカレー屋さんで座談会をしようと画策している。
以上